トイレの便器内でチョロチョロと水漏れが起きるのは、タンク内に問題がある場合がほとんどです。
便器内の水漏れを引き起こしやすいタンク内の部品、自分でできる修理方法を解説します。
部品の劣化や破損が原因であれば、自分ですぐに直せる場合が多いので、ぜひお試しください。
また、交換用の部品を用意する間や、修理を依頼した業者が到着するまでの応急処置方法もお伝えします。
業者に依頼した場合の修理費用の相場も解説するので、ぜひ参考にしてください。
この記事を監修した専門家

創業21年、全国約300以上の都道府県・市区町村で水道局指定工事店に認定されている株式会社クリーンライフ 関西本社にて、日々お客様の水道トラブルを解決中。業界7年の経験があり、作業実績は1500件以上。小さなトラブルから大きい施工まで幅広く対応しています。
創業21年、全国約300以上の都道府県・市区町村で水道局指定工事店に認定されている株式会社クリーンライフ 関西本社にて、日々お客様の水道トラブルを解決中。業界7年の経験があり、作業実績は1500件以上。小さなトラブルから大きい施工まで幅広く対応しています。
この記事へのコメント
創業21年、全国約300以上の都道府県・市区町村で水道局指定工事店に認定されている株式会社クリーンライフ関西本社にて、日々お客様の水道トラブルを解決中。業界7年の経験があり、作業実績は1500件以上。小さなトラブルから大きい施工まで幅広く対応しています。
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記事の内容
トイレの便器内でチョロチョロ水漏れする7つの原因と対処法

トイレの便器内でチョロチョロと水漏れする主な原因は、下記の7つです。
- オーバーフロー管の破損
- ボールタップの浮き球が引っかかっている
- ボールタップの劣化・破損
- タンク内の水位がオーバーフロー管より高い
- ゴムフロートの劣化・破損
- ゴムフロートの鎖が短い
- タンクと便器の接続部のパッキンの劣化
各原因の詳細と対処法について、下記で解説するので参考にしてください。
なお、対処するのに「止水栓の開閉」が必要になるため、やり方をお伝えします。
まず、トイレの止水栓には以下の3種類があります。

いずれの止水栓も、時計回りに回すと閉まり、反時計回りに回すと開きます。
ハンドル型は手で回せますが、ドライバー型と内ネジ型はくぼみにマイナスドライバーを差し込んで回す必要があります。
原因1:オーバーフロー管が割れて排水し続けている
オーバーフロー管は、トイレタンクに注がれ過ぎた水がタンクから溢れないようにする役割を持ち、オーバーフロー管の高さを超えた分の水が自動的に便器へ排水されます。
しかし、オーバーフロー管のどこかが割れていると、割れ目から排水されてしまうため、タンクに水がたまらず給水も終わりません。
その結果、給水と排水が延々と続き、便器内でチョロチョロと水漏れし続けます。
対処法:オーバーフロー管を交換する
オーバーフロー管は、ホームセンターや通販などで購入できます。
オーバーフロー管を自分で交換する手順は、以下の通りです。
- 止水栓を閉める
- レバーを回してタンクの水を抜く
- 給水管をトイレタンクから外す
- タンクを便器から外す
- 古いオーバーフロー管を外して新品を付ける
- 逆の手順でタンクを戻し止水栓を開く
給水管とタンクの接続部および、タンクと便器の接続部はナットで留まっているので、モンキーレンチで外します。
また、オーバーフロー管はウォーターポンププライヤーがあると付け外ししやすいため、持っていない方はオーバーフロー管とあわせて、購入すると良いでしょう。
下記の記事では、「タンクの水位はオーバーフロー管のどの位置が理想か」などを詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
原因2:ボールタップの浮き球が何かに引っかかっている

ボールタップは、トイレタンクに水を注ぐ給水管と繋がっており、給水管の弁の開け閉めを行う部品です。
【ボールタップの仕組み】
- トイレの水を流すとタンク内の水位が下がる
- ボールタップ先端の浮き玉の位置も下がる
- 浮き玉が下がると給水管の弁が引かれて開く
- タンクに給水されてタンク内の水位が上がる
- 水位にあわせて浮き球も上がる
- 浮き球が上がるにつれて給水管の弁が閉まる
通常、ボールタップの浮き球の上下にあわせて給水管の弁が開閉しますが、浮き球がタンク内で引っかかっている場合などは、給水管の弁が閉まらず給水が止まりません。
給水が止まらず増えすぎた水は、タンク内のオーバーフロー管から便器へ排水され続けるため、便器内でのチョロチョロとした水漏れを引き起こします。
対処法:ボールタップの浮き球を正常な位置に直す
トイレタンクを開けて、ボールタップの浮き球がどこかに引っかかっていたら、正常な位置に戻しましょう。
ただし、いきなりトイレタンクを開けると、手洗い用の給水管から水が噴射する可能性もあり危険です。
そのため、下記の手順でボールタップの浮き球の挙動や位置を確認しましょう。
- 止水栓を閉める
- レバーを回してタンクの水を抜く
- タンクのフタを開ける
- タンクにバケツなどでゆっくり水を注ぐ
- 浮き球の上下の挙動が正常か確認する
- 途中で引っかかる場合は位置を調整する
- タンクのフタを閉める
- 止水栓を閉める
浮き球がどこかに引っかかる場合は、手で位置を直してください。
下記の記事では、ボールタップが原因でトイレの水が流れないケースなども解説しています。
原因3:ボールタップが劣化・破損して給水管の弁が閉まらない
浮き球の問題ではなく、ボールタップ本体が劣化・破損しているのが原因で給水管の弁が閉まらず、便器内でチョロチョロと水漏れしている場合もあります。
ボールタップ本体で劣化・故障しやすいのは、以下の部分です。
- バルブ
- アーム
- パッキン
- ダイヤフラム
故障しているパーツだけ交換すれば直りますが、ボールタップの種類によっては部分的な交換ができない場合もあります。
また、他のパーツも同様に経年劣化はしているため、1つのパーツだけ交換しても、すぐに便器内の水漏れが再発する恐れがあるので注意してください。
対処法:ボールタップを交換する

ボールタップ本体のパーツのいずれかが劣化・破損している場合は、本体ごと交換するのをおすすめします。
現在使用しているボールタップまたは、トイレの型番を確認して、交換用のボールタップを購入しましょう。
ボールタップの交換方法は、下記を参考にしてください。
- 止水栓を閉める
- レバーを回してタンクの水を抜く
- タンクのフタを開ける
- ボールタップを留めているナットを外す
- 古いボールタップを外し、新しいものを付ける
- タンクのフタを閉めて止水栓を開く
- レバーを回して水を流す
- タンクへの給水が自然に止めるか確認する
タンクへ給水された水がオーバーフロー管よりも高くなる場合は、アームを調整して水位を下げましょう。
下記の記事では、ボールタップの交換に必要な道具なども詳しく解説しています。
原因4:タンク内の水位がオーバーフロー管より高い
オーバーフロー管の高さを超えた分の水は、オーバーフロー管から便器へ排水されます。
これは、タンクから水漏れしないためのオーバーフロー管の正常な挙動です。
そのため、トイレタンクの設定水位がオーバーフロー管よりも高いと、水がチョロチョロと便器内に延々と流れ続けてしまいます。
オーバーフロー管を超えた水が排水されて水位が下がると給水が始まり、再びオーバーフロー管を超えた水が排水され…を繰り返すためです。
トイレタンク内の水位の理想的な高さは、オーバーフロー管の最上部から2~3cm低い位置なので、設定水位がそれより高い場合は調整が必要です。
対処法:ボールタップの調整で水位をオーバーフロー管の最上部より低くする

ボールタップには、「浮き球あり」と「浮き球なし」の2つのタイプが存在します。
「浮き球あり」の調整方法は以下の通りです。
- 止水栓を閉める
- レバーを回してタンクの水を抜く
- タンクのフタを開ける
- ボールタップのアームのナットを外す
- アームを谷折り側に曲げる
- アームを戻しナットで留める
- タンクのフタを閉めて止水栓を開ける
アームのナットはモンキーレンチで左に回すと外せます。

「浮き球なし」を調整する手順は以下になります。
- 止水栓を閉める
- レバーを回してタンクの水を抜く
- タンクのフタを開ける
- ボールタップの水位調整ネジを左回りに回す
- タンクのフタを閉めて止水栓を開ける
浮き球の有無にかかわらず、調整後はトイレレバーで水を流し、オーバーフロー管よりも低い位置で給水が止まるか確認しましょう。
原因5:ゴムフロートが劣化・破損して排水が止まらない
便器内でチョロチョロとした水漏れが起きる場合、ゴムフロート(フロートバルブ)が劣化・破損している可能性があります。
ゴムフロートは、トイレタンクから便器に繋がる排水弁のフタの役割をしています。
トイレレバーを回すと水が流れるのは、鎖で繋がったゴムフロートが持ち上がり、フタが開くためです。
しかし、ゴムフロートが劣化または破損していると、排水弁を密閉できず、便器内でのチョロチョロとした水漏れが起こります。
対処法:ゴムフロートを交換する

ゴムフロート(フロートバルブ)が劣化・破損している場合は、ゴムフロートもしくはトイレの型番を確認し、新しいものを以下などで購入しましょう。
- ホームセンター
- 通販
- メーカー公式通販サイト
新しいゴムフロートを用意したら、下記の手順で交換します。
- 止水栓を閉める
- レバーを回してタンクの水を抜く
- タンクのフタを開ける
- レバーと古いゴムフロートから鎖を外す
- オーバーフロー管からゴムフロートを外す
- 新しいゴムフロートをオーバーフロー管に設置
- 鎖を新しいゴムフロートとレバーに付ける
- タンクのフタを閉めて止水栓を開ける
交換後は、以下も確認してください。
- レバーを回して正常に水が流れるか
- 水漏れなくタンクに水がたまるか
以下の記事では、ゴムフロートの劣化を見極める方法なども解説しているので、参考してください。
原因6:ゴムフロートの鎖が短すぎて排水弁が閉まらない
ゴムフロート(フロートバルブ)とトイレレバーを繋ぐ鎖が短すぎると、ゴムフロートが浮いた状態になり排水弁を密閉できないため、便器内でのチョロチョロとした水漏れを引き起こします。
また、鎖が絡まっていたり、タンク内の他の部品に引っかかってしまっている場合も同様なので、確認しましょう。
対処法:ゴムフロートの鎖を長いものに取り換える
ゴムフロートとトイレレバーを繋ぐ鎖が短い場合は、ホームセンターやネット通販などで長いものを購入しましょう。
ちょうど良い長さの鎖を購入するには、下記の手順で長さを測るのがおすすめです。
- 止水栓を閉める
- レバーを回してタンクを空にする
- 今使用している鎖を外す
- 鎖をピンと張った状態で長さを測る(A)
- ゴムフロート側の鎖をつけて少したわませる
- たわませた状態でレバーとの距離を測る(B)
「(A)+(B)」がちょうど良い鎖の長さになります。
鎖を交換した後に、排水弁がきちんと密閉されているかも確認しましょう。
原因7:タンクと便器の接続部のパッキンが劣化している
トイレタンク内の部品に問題がない場合、便器内にチョロチョロと水漏れする原因は、タンク底のパッキンの劣化かもしれません。
タンク底のパッキンは、便器との隙間を埋めて、タンクからの水漏れを防ぐ役割があります。
しかし、パッキンが劣化すると隙間が生まれて水が漏れてしまうのです。
対処法:トイレタンク底のパッキンを交換する
トイレタンク底のパッキンは「密結パッキン」の名称で、ネット通販やホームセンターで売られています。
密結パッキンはタンクの外側に付いているため、下記の手順でタンクを外して交換しましょう。
- 止水栓を閉める
- レバーを回してタンクの水を抜く
- タンクのフタを開ける
- タンク内の各部品を取り外す
- タンク裏の2ヶ所のナットを取り外す
- タンクを便器から取り外す
- タンク底のパッキンを交換する
- 外したときと逆の手順でタンクと部品を戻す
- 止水栓を開ける
タンクは重量があり、落とすと壊れたりケガをするリスクがあるため、「自分で対処するのが難しい」と判断したときは業者へ依頼しましょう。
下記の記事では、パッキンの寿命や、タンク底以外にパッキンの劣化が原因で水漏れしやすい場所などを解説しています。

セーフリーWEB担当
トイレの便器から水がチョロチョロ漏れる場合、主な原因は何ですか?
便器内の水漏れの一般的な原因は、ゴムフロートの不具合やオーバーフロー管の問題、さらにはボールタップの老朽化が挙げられます。これらの部品の調整や交換が対処法として効果的です。
>クリーンライフを見てみる
トイレの便器内の水漏れ修理を業者へ頼むときの費用相場

トイレの便器内の水漏れ修理を業者へ依頼したときの費用相場は、下記を参考にしてください。
| 修理内容 | 修理費用の相場 |
|---|---|
| フロートバルブの交換 | 8,000円~11,000円 |
| ボールタップの交換 | 8,000円~11,000円 |
| ゴムフロートの交換 | 8,000円~11,000円 |
| トイレタンク底のパッキンの交換 | 11,000円~30,000円 |
| 便器の交換 | 100,000円~200,000円 |
交換用の新しい部品を業者に用意してもらう場合は、別途「部品代」がかかるケースがほとんどです。
しかし、業者によっては部品代以外にも、下記がかかる場合があります。
- 出張費
- 早朝・深夜の割増料金
費用を少しでも抑えるには、「相見積もり」を取って比較検討するのがおすすめです。
下記の記事では他にも、トイレの水漏れ修理の費用を安く抑える方法などを詳しく解説しているので、ぜひあわせてチェックしてください。
トイレの便器内で水漏れが起きたときの応急処置方法

トイレの便器内でチョロチョロと水漏れするときは、応急処置として止水栓を閉めましょう。
止水栓を閉めると、タンクへの給水が止まるため、タンク内の水が空になれば、それ以上の水漏れは起きません。
また、止水栓を閉めた時点で、トイレの水漏れによる水道代はそれ以上増えません。
そのため、止水栓を閉めてから、慌てずに交換用の部品を購入するか、業者へ修理を依頼しましょう。
トイレの止水栓の場所が分からないときは、以下の記事を確認してみてください。

セーフリーWEB担当
トイレの水漏れを発見したときの応急処置はどうすればいいですか?
トイレの水漏れを発見した際は、まずは水の供給を止めるために止水栓を閉めてください。次に、タンク内の水位を確認し、必要なら水位調整を行い、漏れの原因となっている部品の特定を試みてください。
>クリーンライフを見てみる
トイレの便器内のチョロチョロ水漏れでお困りなら
トイレの便器内で水漏れが起きる原因の特定や、交換用の部品の購入には、時間と手間がかかりますよね。
そのため、すぐに水漏れを直したい方は、水道修理業者へ依頼するのがおすすめです。
悪徳業者に騙されないか心配な方は、『水道修理のセーフリー』の無料コンシェルジュへご相談ください。
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トイレの便器内の水漏れに関するよくある質問
-
なぜオーバーフロー管が割れるとトイレの便器内で水漏れするの?
オーバーフロー管は、タンクに溜まり過ぎた水を便器に排水し、タンクから溢れないようにする役割を持ちます。
しかし、オーバーフロー管が割れると、水が割れ目からオーバーフロー管に入って便器に排水されてしまうのです。
-
ゴムフロートの鎖が短いとトイレの便器内で水漏れするのはなぜ?
排水弁のフタの役割を持つゴムフロートの鎖が短いと、排水弁を密閉できないため、隙間から便器へ水漏れします。
-
トイレの便器内に水漏れしているのにタンク内の水が多い理由は?
トイレタンクの設定水位がオーバーフロー管よりも高いと、オーバーフロー管を超えた分の水が便器へ排水され水漏れが起きます。
水漏れが起きると給水が始まりますが、水位が上がるとまたオーバーフロー管から排水されるため、延々と水漏れが続いてしまいます。
-
浮き球がない場合はどうやって水位を調整すればいいですか?
浮き球が付いていないタイプのボールタップでは、「水位調整ネジ」を回して水位を調整します。
-
トイレの便器内で水漏れしているときの応急処置方法は何ですか?
トイレの便器内に水漏れしているときは、止水栓を閉めて応急処置しましょう。
止水栓を閉めると、タンク内にすでに溜まっている水以上の水漏れは起きません。

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