原因不明のトイレつまりが起きたら！原因の見極め方と対処法

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原因不明のトイレつまりが起きたらまず観察

普段から掃除をして気をつけていても、急にトイレつまりが起きることがあります。原因不明のトイレつまりが起きた場合は、まずは状況をよく観察して、原因を推測しましょう。

便器内の水は、どのような状態ですか？

• 少しずつ水が引いている
• ゴボッと音がする
• 水が溢れそうになっている

上記のどの状態かによって、原因を考えていきます。

少しずつ水が引いている

水を流すと少し溜まっている水位が高くなり、その後少しずつ水が引いている状態は、軽度なトイレつまりです。

初めてそのような状態になったのであれば、以下の原因が考えられます。

• トイレットペーパーを何らかの事情で多く使いすぎた
• 便の量が普段より多かった

そのまま放置すると重度なつまりになる可能性があるので、気をつけましょう。

ゴボッと音がする

水の流れがやや悪く、ゴボッと音が聞こえるなら何か水に溶けにくいものがつまっており、排水管が狭くなっている可能性があります。

「水に流れる」としている製品、例えば猫砂やおしりふきなどを多く流し過ぎたと考えられます。水に流せるとして売られている製品も、大量に流すとつまりの原因となるので注意が必要です。

水が溢れそうになっている

水を流すと、ほぼ流れずに便器から水が溢れそうになっている状態は、重度なトイレつまりです。

誤まって、固形物を流した可能性があります。小さなお子さんがいらっしゃるご家庭なら、おもちゃを流してしまったのかも。

しかし、固形物を流した可能性が全くない場合は、これまでに蓄積された汚れや頑固な尿石が溜まってきたのかもしれません。

重度のつまりは水道修理業者に点検を依頼して、確実に修理しましょう。

原因不明のトイレつまりの原因の可能性

トイレつまりが起きる原因は、基本的に次の３つです。

• 固形物
• 大量の水に溶けるもの
• 排水管の損傷

それぞれについて詳しくお伝えします。

固形物

100円ライターやスマホといった固形物は、つまりの原因としてよくあります。小さめのものなら流した後も普通に流れるので、そのままにしてしまうことが多いでしょう。

しかし、固形物が便器から排水管に流れてどこかにとどまっていると、少しずつぬめりが生じてだんだんと大きなヘドロ状の塊になってしまいます。その結果、トイレつまりの原因となるのです。

「小さいから大丈夫だろう」とそのままにせず、水を流さないで手を突っ込んで取り出しましょう。

手を突っ込んでも取れない場所まで流れたら、水道修理業者に相談してください。固形物が排水管の奥に行けば行くほど、修理代は高額になります。できるだけ早い対応が、大切です。

水に溶けるものを大量に流した

トイレットペーパーはもちろん、水に溶けるとしている猫砂やおしりふきなどは、ついつい安心して大量に流してしまいますよね。

しかし、水に溶けるものでも大量に流すと、トイレつまりの原因になってしまいます。普段より多く使っていないか、検証してみてください。

排水管の損傷

常に気をつけてトイレを使用しているのに、急にトイレつまりがひどくなった場合は、排水管の劣化や損傷が原因として考えられます。

トイレから流れる水が通る配管は、緩やかな傾斜がつけられて、スムーズに流れるようになっています。しかし、以下が原因で水が流れにくくなることがあるのです。

• 配管が変形した
• 地震などで配管の傾斜の角度が変わった

その他、劣化によるひび割れなど排水管のダメージが原因で、トイレつまりが始まります。配管のトラブルは、ご自分で確かめることは困難なので、水道修理業者に点検を依頼しましょう。

また、一戸建てに多いケースで、大雨のあとに汚水枡が溢れて汚水が便器側に出てくることがあります。大雨が原因なら、放置していれば元の状態になります。しかし、原因が汚水枡の汚れなら、メンテナンスが必要です。

原因不明のトイレつまりでのNG行為

原因不明のトイレつまりでは、以下はNGです。絶対に、しないようにしましょう。

• 真空パイプクリーナー・ラバーカップの使用
• 熱湯を流す
• 便器の取り外し

それぞれについて、どうして原因不明のトイレつまりではNG行為なのかを説明します。

真空パイプクリーナー・ラバーカップの使用

真空パイプクリーナーやラバーカップは、トイレつまりを修理したいときに必須の道具です。ところが、原因がわからないときは、使用できません。

万が一、トイレつまりの原因が固形物の場合は、真空パイプクリーナーやラバーカップで圧力を加えると排水管にダメージを与えてしまう可能性があるためです。

原因不明のトイレつまりでは、慎重に対応しましょう。

熱湯を流す

熱湯を流せば、トイレつまりの原因が溶けて流れてしまうのではないかと考えがちです。しかし、便器は陶器でできているため、熱湯を急にかけるとヒビが入ってしまう可能性があります。

便器にヒビが入ると水漏れの原因となり、被害が悪化してしまいます。もし、原因が大量のトイレットペーパーと考えられるなら、60度くらいのお湯を流してもいいでしょう。

便器の取り外し

トイレつまりが起きると、どうにかしたいと便器を取り外す方がいらっしゃいます。便器を取り外せば、つまりの原因を簡単に取り除くことができそうです。

しかし、トイレ修理の知識のない人が便器を外すと、被害が広がる可能性があります。水漏れが始まって、階下の方の家にまでダメージを与えてしまうかもしれません。

便器の取り外しは、絶対にしないでください。

原因不明のトイレつまりは水道修理業者に依頼

原因不明のトイレつまりは、プロの水道修理業者への相談がおすすめです。水道修理業者なら、専門の道具と豊富な知識でトイレつまりの原因を解明し、適切な修理をしてくれます。

トイレつまり修理の相場料金

トイレつまりの修理料金の目安をご紹介します。住宅の配管の長さによっても料金は異なるので、必ず作業前に見積もりをしてもらいましょう。

住宅の築年数やトイレがある場所の階数など、さまざまな要因でトイレつまり修理料金は変わります。

できるだけ正確な料金を知りたい方は、『水道修理のセーフリー』の簡易水回りトラブル診断をご利用ください。簡単なアンケートに答えるだけで、より正確な費用がわかります。

ファイバースコープによる調査

ファイバースコープは、医療の現場でも利用されている胃カメラをイメージするとわかりやすいでしょう。カメラを設置したファイバースコープが、直接見ることができない奥まった場所まで入り込んで、状況を確認します。

排水管の奥までカメラが映し出してくれるので、原因がすぐにわかります。蓄積された汚れや排水管のキズ・劣化などが見えるので、これから起きる可能性のあるトラブルも、未然に防げます。

信頼できるトイレつまり修理業者の選び方

トイレつまり修理業者を選ぶ際には、公式サイトや口コミを確かめて複数の優良な業者を選びます。すぐに1社に絞らずに、必ず3社以上の業者に相見積もりを依頼しましょう。

相見積もりをすると、次のようなメリットがあります。

• 適正料金がわかる
• スタッフの服装や態度がわかる
• 見積もりの書き方で信頼できる業者かわかる

相見積もりをすると、より希望に合った業者が見つけられます。ただし、ちょっと時間がかかる点がデメリットです。急なトイレつまりで、相見積もりの時間がない場合もありますよね。

相見積もりができない場合は、『水道修理のセーフリー』の無料コンシェルジュをご利用ください。ご連絡いただければ、最短5分でお住まいの地域を対応エリアにしている業者の中から、ご希望の条件にあった業者をご案内します。

トイレつまりを予防するために日常的にできること

急にトイレつまりが起きると、困ってしまいます。トイレつまりが起きないために、普段できることを紹介します。

• トイレットペーパー以外流さない
• 固形物を便器に落とさない工夫
• ウォシュレットを使う
• 節水しない
• 尿石対策をする

トイレつまりが起きないように、気をつけましょう。具体的にどのようにすればいいのかを、解説します。

トイレットペーパー以外流さない

「水に流れる」として販売されている商品でも、トイレつまりの原因になります。トイレに流すのは、トイレットペーパーと排泄物のみにしておくと、安心です。

猫砂やおしりふきは、トイレに流した方がラクですが、各自治体のゴミの出し方にしたがって捨てましょう。

固形物を便器に落とさない工夫

お子さんがトイレに入るときにおもちゃを持ったままですと、おもちゃを便器に落とす可能性が増えます。

大人もスマホを落としてしまったというケースが多くあるので、トイレに入るときは何も持たないようにしましょう。

また、トイレの周りに小さなものを細々と置いていると、うっかり触って落としてしまうケースがあります。トイレには小さな飾りなどを置かないようにしましょう。

ウォシュレットを使う

ウォシュレットを使用すると、トイレットペーパーの使用量が大幅に減少します。トイレットペーパーを大量に使ってしまうご家族の方がいらっしゃれば、ウォシュレットの使用でトイレつまりの可能性が低くなります。

また、大量にトイレットペーパーを使用している人は、何らかの悩みをお持ちのことが多いです。ウォシュレットの使用で、快適に過ごせるようになります。

節水しない

節水のために、水の入ったボトルをトイレタンク内に置いたり、節水型トイレを使ったりしている方も多いでしょう。

節水すると、それだけ水量が少なくなってしまいます。水量が少ないと、大量のトイレットペーパーを流しにくくなるので、トイレつまりが起きてしまいます。

節水は大切なことですが、トイレでは節水しない方がメリットは大きいです。

尿石対策をする

尿には、尿素やたんぱく質といった成分が含まれており、尿の汚れが少しずつ石のような硬い物質に変質して便器内に付着してしまいます。

トイレつまりだけではなく、ニオイの原因にもなるので尿石が蓄積しないように対策しましょう。

尿石の掃除は、以下の使用がおすすめです。

• 尿石洗剤「サンポール」
• 尿石除去剤「デオライト」
• 「クエン酸」

尿石を取ろうと強くこすらないで、つけおき洗いにしてください。便器に傷をつけずに尿石以外の汚れも取れて、ニオイ対策にもなります。

原因不明のトイレつまりは業者に相談

原因不明のトイレつまりが起きた場合の対処方法や、注意事項を紹介しました。原因不明のトイレつまりを解消したいなら、業者への依頼がおすすめです。

初めてトイレつまり修理業者に依頼する方は、どの業者にすればいいのかわかりませんよね。

信頼できるトイレつまり修理業者をお探しなら、当サイト『水道修理のセーフリー』の無料コンシェルジュをご利用ください。要件を入力するだけで、希望に合った業者をピックアップしてご紹介します。