ウォシュレットが故障した?症状別の原因・直し方・修理依頼先別の費用まとめ

ウォシュレットが故障した場合、まずコンセント・ブレーカー・節電設定などを確認することで解決するケースが多いです。

自己対処で直らない場合は、メーカー修理・家電量販店・水道修理業者のいずれかに依頼しましょう。

この記事では、症状別の原因と対処法・リセット・掃除手順・修理か交換かの判断基準・依頼先ごとの費用目安をまとめています。

故障の原因や対処法、修理・交換の判断基準まで分かるため、自分で対応できるのか、どこへ依頼すべきかをスムーズに判断できます。

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記事の内容

ウォシュレットの故障を疑うときの確認事項

ウォシュレットの故障を疑うときの確認事項

ウォシュレットが動かない場合、まず以下の5つを確認してみてください。
電源や設定など簡単なチェックで直るケースも少なくないため、修理を依頼する前に確認しておくことをおすすめします。

コンセントやブレーカーに異常がないか確認する

ウォシュレットは電気で動く機器のため、電源が正常に供給されているかどうかを最初に確認しましょう。
コンセントが抜けかかっていたり、漏電遮断器(ブレーカー)が落ちていたりするだけで、本体が一切反応しなくなることがあります。
確認手順は以下のとおりです。

  1. ウォシュレットのコンセントがしっかり差し込まれているか確認する
  2. トイレ専用の漏電遮断器(本体横または電源プラグ付近に付いている場合が多い)が作動していないか確認する
  3. 自宅の分電盤で、ブレーカーが落ちていないか確認する
  4. コンセントや漏電遮断器をリセットして、電源が入るか確認する

漏電遮断器が繰り返し作動する場合は、内部で漏電が起きている可能性があります。
その場合は自己対処せず、メーカーや業者への相談をおすすめします。

止水栓が閉まっていないか確認する

ウォシュレットから水が出ないとき、止水栓が閉まったままになっていることがあります。
止水栓はトイレのタンク横や壁・床から出ている配管部分にあり、マイナスドライバーや手で回して開閉するタイプが一般的です。
時計回りに回すと閉まり、反時計回りに回すと開きます。
掃除のあとや水漏れ修理のあと、引っ越し直後など、作業の都合で止水栓が閉まったままになっているケースがあるため、反時計回りに回して水が出るか確認してみてください。
止水栓を開けても水が出ない場合は、断水や本体の不具合が考えられます。

断水していないか確認する

ウォシュレットの水が出ないとき、建物全体で断水が起きている可能性もあります。

まず洗面所やキッチンの蛇口をひねって、水が出るかどうかを確認してください。
他の蛇口でも水が出ない場合は、計画断水や工事による断水が原因の可能性があります。
お住まいの地域の水道局や管理会社のホームページ・お知らせを確認することで、断水の有無や復旧時間を確認できます。
他の蛇口で水が出るにもかかわらずウォシュレットだけ出ない場合は、止水栓や本体側の問題です。

節電モードや設定を確認する

温水が出ない・便座が温まらないといった症状は、節電モードが原因であることがあります。
節電モードがオンになっていると、温水や暖房便座の機能が制限または停止されます。
リモコンまたは本体のボタンで節電モードを解除するか、温度設定を確認してみてください。
設定方法はメーカー・機種によって異なりますが、取扱説明書の「節電」「設定」のページを参照すると確認しやすいです。
節電モードを解除しても改善しない場合は、ヒーター部品の不具合が考えられます。

リモコンの電池切れや通信不良を確認する

リモコン操作が効かない場合は、まず電池の残量を確認してください。
電池が消耗していると、ボタンを押しても反応しないことがあります。
新しい電池に交換しても反応しない場合は、リモコンと本体の通信不良が起きている可能性があります。
通信不良の対処法は以下のとおりです。

  • リモコンを本体の受信部に近づけて操作する
  • リモコンと本体の受信部に汚れや異物がないか拭き取る
  • 本体をリセットして解消するか確認する

それでも改善しない場合は、リモコン本体または受信センサーの故障が考えられます。

すぐに使用を中止すべきケース

すぐに使用を中止すべきケース

以下の症状が出ている場合は、すぐに使用を中止して電源プラグを抜いてください

  • 焦げ臭い・異常発熱がある
  • 本体から水漏れしている
  • 本体や便座が破損している

使い続けると感電・火災・水漏れによる二次被害につながる危険があります。
自己対処は避け、速やかにメーカーまたは業者に修理・交換を依頼しましょう。

焦げ臭い・異常発熱がある

ウォシュレットから焦げ臭いにおいがする、または本体が異常に熱くなっている場合は、内部で発火・ショートが起きているおそれがあります。
このような状態で通電を続けると、火災につながる危険があります。
すぐに電源プラグをコンセントから抜き、使用を中止してください。
電源プラグを抜いた後も、においや熱が続く場合はその場を離れ、119番(消防署)への連絡も検討してください。
症状が落ち着いた後は、必ずメーカーまたは業者に点検・修理を依頼しましょう。

本体から水漏れしている

ウォシュレット本体のつなぎ目や底面から水が漏れている場合は、内部部品の破損や劣化が進んでいる可能性があります。
水漏れが続くと床や壁への浸水被害、さらに電気系統への水かかりによる感電・漏電の危険があります。
まず止水栓を閉めて給水を止め、電源プラグも抜いてください。
賃貸の場合は管理会社への報告も忘れずに行い、自己修理はせずに業者またはメーカーへ依頼しましょう。

本体や便座が破損している

便座や本体カバーに亀裂・割れ・欠けがある場合は、けがのリスクがあるため使用を中止してください。
破損した樹脂部品のエッジで皮膚を傷つけるほか、内部の電気系統が露出している場合は感電のおそれもあります。
ガムテープなどで一時的に補修して使い続けることは、安全上おすすめできません。
破損箇所の状況を写真に撮っておくと、メーカーや業者への説明がスムーズになります。
破損が軽微であっても、内部への影響がないか点検を依頼することをおすすめします。

上記のような症状がある場合は、使用を続けずにすぐ修理・交換を依頼してください。

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ウォシュレットの症状別の原因と対処法

ウォシュレットの症状はさまざまで、原因によって適切な対処法が異なります。
まず下の表で症状を確認し、該当する項目の詳細を参照してください。

症状をクリックすれば、詳細を確認できます。

症状 考えられる主な原因
電源が入らない・動かない 電源トラブル、本体故障
リモコンやボタンが反応しない 電池切れ、通信不良、センサー異常
ノズルが出ない・戻らない ノズル汚れ、異物詰まり、部品不具合
水が出ない 止水栓閉鎖、断水、フィルター詰まり
水勢が弱い・水がチョロチョロしか出ない フィルター詰まり、ノズル汚れ、水圧低下
温水が出ない・便座が温まらない 節電モード、温度設定、ヒーター不具合
ランプが点滅する エラー表示、メンテナンス通知、本体不具合
勝手に動く・誤作動する センサー汚れ、センサー故障、基板異常
水漏れしている パッキン劣化、ホース緩み、部品破損
水が止まらない・流れ続ける ノズル不具合、電磁弁故障、基板異常
異音がする モーター異常、内部部品の劣化、異物混入

電源が入らない・動かない

電源が入らない・動かない

電源が入らない場合、まずコンセントの接続状態と漏電遮断器の作動を確認してください。
電源プラグが抜けかかっている、または漏電遮断器がリセット待ちの状態になっているだけで動作しないことがあります。
主な原因と対処法は以下のとおりです。

  • コンセントの接続不良:プラグをしっかり差し直す
  • 漏電遮断器の作動:遮断器のリセットボタンを押して復帰させる
  • 分電盤のブレーカー落ち:分電盤を確認してブレーカーを戻す
  • 本体の内部故障:上記を確認しても改善しない場合はメーカーまたは業者へ依頼

漏電遮断器が何度もすぐに落ちる場合は、内部で漏電が起きているおそれがあります。
その場合は使用を中止し、速やかに点検を依頼してください。
>>>ウォシュレットのリセット方法をすぐに確認する

リモコンやボタンが反応しない

リモコンやボタンが反応しない

リモコンが反応しない場合、まず電池の交換を試してみてください。
電池が切れている、または残量が少ない状態では、ボタンを押しても本体に信号が届きません。
電池交換後も反応しない場合は、以下を確認してください。

  • リモコンを本体の受信部に近づけて操作する(通信距離が短い機種もある)
  • 本体の受信部やリモコンの送信部に汚れがないか確認して拭き取る
  • 本体をリセットして解消するか確認する

本体のボタンを直接押しても反応しない場合は、本体内部の故障や基板の不具合が考えられます。

本体の故障と判断できるため、メーカーや修理業者へ相談するのがおすすめです。

>>>修理・交換の判断基準を確認する

ノズルが出ない・戻らない

ノズルが出ない・戻らない

ノズルが動かない原因として、汚れや水垢によるつまり・固着が最も多く見られます。
ノズルが出ない場合も戻らない場合も、無理に引っ張ったり押したりするとノズルや本体を傷める原因になるため注意が必要です。
まずはノズル掃除を試してみましょう。

  • ノズルを引き出す(ノズル洗浄ボタンがある場合は押す)
  • 柔らかい布またはトイレ用中性洗剤で汚れを拭き取る
  • 再度ノズル洗浄ボタンまたは洗浄ボタンを押して動作を確認する

水垢や尿石が固まっている場合は、トイレ用洗剤を薄めて使用し、10〜15分ほど置いてから拭き取ると効果的です。

ノズルの詳しい掃除手順はウォシュレットの掃除手順を参照してください。

掃除後も改善しない場合はモーターや駆動部品の不具合による故障と判断できるため、メーカーや修理業者へ相談するのがおすすめです。

>>>修理・交換の判断基準を確認する

水が出ない

水が出ない

洗浄ボタンを押しても水が出ない場合は、止水栓の閉まり・断水・フィルターつまりの3点を順番に確認してください。
他の水回りから水が出るかどうかで、断水かどうかを切り分けることができます。
確認手順は以下のとおりです。

  1. 洗面所やキッチンで水が出るか確認する(断水の確認)
  2. 止水栓が閉まっていないか確認し、閉まっていれば反時計回りに回して開ける
  3. 給水フィルターにつまりがないか確認し、つまっていれば清掃する

フィルターの掃除方法はウォシュレットの掃除手順を参照してください。
上記を確認しても改善しない場合は、電磁弁の故障や内部部品の不具合が考えられます。水道修理業者などに相談してみましょう。

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水勢が弱い・水がチョロチョロしか出ない

水勢が弱い・水がチョロチョロしか出ない

水勢が弱い場合は、給水フィルターのつまりが原因であることが多いです。
フィルターに水垢や異物が蓄積すると、水の通り道が狭くなり水圧が低下する原因になります。また、ノズルに汚れが付着して穴が塞がっているケースも見られます。

  • フィルターつまり:給水フィルターを取り外して水洗いで清掃する
  • ノズル汚れ:ノズルを引き出して汚れを拭き取る
  • 水圧の低下:止水栓が半開きになっていないか確認し、全開にする

ウォシュレットの掃除リセット方法を試してみましょう。

集合住宅の場合は建物全体の水圧が低い時間帯(朝の時間帯など)は一時的に水勢が弱まることもあります。

掃除やリセットを試しても改善しない場合は、内部部品の不具合も考えられます。

メーカーや水道修理業者への相談を検討しましょう。

>>>修理・交換の判断基準を確認する

温水が出ない・便座が温まらない

温水が出ない・便座が温まらない

温水や便座暖房が機能しない場合、節電モードがオンになっているだけで解決するケースがよくあります。
まずリモコンまたは本体操作で節電モードの設定を確認し、オフにしてみてください。
それでも改善しない場合は以下を確認しましょう。

  • 温水温度・便座温度を適切に設定する
  • 温まるまで待つ(設定変更直後はお湯が温まるまで時間がかかる)
  • 本体をリセットして解消するか確認する

節電モードの解除やリセット後も温水が出ない場合は、ヒーター部品の故障が考えられます。
設置から年数が経過している場合は交換が必要になることもあるため、業者への相談を検討してください。

>>>修理・交換の判断基準を確認する

ランプが点滅する

ランプが点滅する

ランプが点滅している場合は、エラーコードまたはメンテナンス通知のサインです。
点滅パターンによって内容が異なるため、まず取扱説明書またはメーカーのウェブサイトでランプの点滅パターンを確認してください。
主なランプ点滅の意味は以下のとおりです。

  • エラー表示:内部で異常が検知されている状態。電源リセットで解消する場合もある
  • メンテナンス通知:フィルター清掃や点検の時期を知らせているサイン
  • 本体不具合:点滅が続く・繰り返す場合は部品の故障が考えられる

電源リセットの手順についてはウォシュレットのリセット方法を、フィルター清掃についてはウォシュレットの掃除手順を参照してください。
リセットや掃除をしても点滅が続く場合は、メーカーや水道修理業者への相談をおすすめします。

>>>修理・交換の判断基準を確認する

勝手に動く・誤作動する

勝手に動く・誤作動する

誰も操作していないのに洗浄が始まる・ノズルが動くといった誤作動は、センサーの汚れや誤検知が原因であることが多いです。
人感センサーや着座センサーに汚れが付着すると、誤ってトイレの使用を検知してしまうことがあります。
まず、センサー部分を柔らかい乾いた布で拭いて清掃してみてください。

  • センサーを清掃しても改善しない場合は、電源プラグを抜いてリセットを試みる
  • リセット後も繰り返す場合は、センサーまたは基板の故障が考えられる

センサーの清掃方法はウォシュレットの掃除手順を参照してください。
基板の故障は自己対処が難しいため、メーカーまたは業者への点検を依頼してください。

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水漏れしている

水漏れしている

水漏れしている場合は、まず止水栓を閉めて給水を止めることが最優先です。
その後、水漏れ箇所を確認して原因を特定してください。
主な水漏れ箇所と原因は以下のとおりです。

  • 給水ホースの接続部:ホースの緩みやパッキンの劣化。ホースを締め直すか、パッキンを交換する
  • 本体底面・内部:内部部品の破損。自己対処は難しく、業者への依頼が必要
  • ノズル部分:ノズルのパッキン劣化。メーカーまたは業者での部品交換が必要

水漏れを放置すると床や壁の腐食・カビ発生につながります。またマンションなどの集合住宅の場合、階下への水漏れにもつながり、高額な修理費用が発生することもあります。
すぐに対処できない場合でも、止水栓を閉めた状態で業者の到着を待ちましょう。

>>>修理・交換の判断基準を確認する

水が止まらない・流れ続ける

水が止まらない・流れ続ける

洗浄後も水が流れ続ける場合は、電磁弁の故障または基板の異常が原因であるケースが多いです。
電磁弁は水の流れを電気的に開閉する部品で、故障すると水が止まらなくなります。
応急処置として、まず止水栓を閉めて水の供給を止めてください。その後、電源プラグを抜いてリセットを試み、改善するか確認しましょう。
リセット操作についてはウォシュレットのリセット方法を参照してください。
リセット後も改善しない場合は、部品交換が必要なためメーカーまたは業者への依頼をおすすめします。

>>>修理・交換の判断基準を確認する

異音がする

異音がする

ウォシュレットから異音がする場合は、音の種類によって原因が異なります。
異音の種類と考えられる原因は以下のとおりです。

異音の種類 考えられる原因 対処法
ガラガラ・カラカラ音 内部への異物混入 使用を中止して業者に点検依頼
ブーン・モーター音 モーターの劣化・異常 リセット後も続く場合はメーカーへ相談
シュー・水音 配管内のエア噛み、フィルターつまり フィルター清掃を試みる
ピー・ビー音 エラー検知、基板異常 エラーコードを確認してメーカーへ問い合わせ

フィルター清掃についてはウォシュレットの掃除手順を参照してください。
異音が大きい・繰り返す場合は無理に使い続けず、早めに点検を依頼しましょう。

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ウォシュレットのリセット方法

ウォシュレットの不具合は、リセット操作で改善するケースがあります。
修理を依頼する前に、まず以下の手順でリセットを試してみてください。
リセット方法は「電源プラグを使う方法」と「本体・リモコンの操作で行う方法」の2種類があります。

電源プラグを抜いてリセットする手順

電源プラグを抜いてリセットする手順

最も一般的なリセット方法は、電源プラグをコンセントから抜いて電力を完全に遮断する方法です。
この方法で内部の制御基板が初期化され、一時的な誤作動やエラーが解消されることがあります。
手順は以下のとおりです。

  1. ウォシュレットの電源プラグをコンセントから抜く
  2. 10〜15分程度そのまま放置する(数秒では不十分な場合がある)
  3. 電源プラグをコンセントに再度差し込む
  4. 正常に動作するか確認する

プラグを抜く際は水に濡れた手で触れないよう注意してください。
リセット後も同じ症状が続く場合は、本体または部品に原因がある可能性が高いです。

本体やリモコンでリセットする手順

機種によっては、本体またはリモコンの操作でリセットできる機能が搭載されています。
操作方法はメーカー・機種によって異なりますが、主な方法は以下のとおりです。

  • 本体操作の場合:本体側面や底部にリセットボタンがある機種はボタンを数秒押し続ける
  • リモコン操作の場合:「おそうじ」「設定」ボタンを一定時間長押しするとリセットモードに入る機種がある
  • 設定メニューの場合:リモコンの設定画面から「初期化」「リセット」を選択する

具体的な操作方法は取扱説明書の「リセット」「初期化」などのページを確認してください。
説明書がない場合は、メーカーのウェブサイトで機種名を入力して検索できます。
リセット後も改善しない場合は、部品交換または修理が必要です。

>>>ウォシュレットの修理・交換の判断基準を確認する

ウォシュレットの掃除手順

ウォシュレットの不具合の多くは、定期的な掃除で予防・改善できます。
特にノズル・フィルター・センサーの3か所は汚れが蓄積しやすく、動作不良の原因になりやすいため定期的なケアが必要です。
以下の手順を参考に、各部位を清掃してください。

ノズルの掃除手順

ウォシュレットノズルの掃除の手順

ノズルは尿や水垢が付着しやすく、汚れが固着すると水の出が悪くなったり出口がつまったりします。
手順は以下のとおりです。

  1. 「ノズル掃除」ボタンを押してノズルを引き出す(ないモデルは洗浄ボタンを押しながら手でノズルをゆっくり引き出す)
  2. 柔らかい布またはトイレ専用の中性洗剤を薄めたものを含ませた布で、ノズルの表面と先端の穴まわりを拭き取る
  3. 清掃後、再度ノズル洗浄ボタンまたは洗浄ボタンを押して正常に動作するか確認する

水垢や尿石が落ちにくい場合は、トイレ用洗剤を含ませた布を巻きつけて5〜10分ほど置いてから拭き取るのが有効です。

ノズルを無理に引き出したり、硬いブラシでこすったりするとノズルが破損するため注意してください。

フィルターの掃除手順

ウォシュレット給水フィルターの掃除

給水フィルターが詰まると水圧の低下や水が出なくなる症状につながります。
フィルター掃除の手順は以下のとおりです。

  1. 止水栓をマイナスドライバーで時計回りに回して閉める
  2. 本体横または給水ホース接続部付近にあるフィルターを取り外す
    (取扱説明書でフィルターの場所を確認する)
  3. フィルターを水道水で水洗いし、歯ブラシなどでつまった異物を除去する
  4. フィルターを元の位置に取り付ける
  5. 止水栓を反時計回りに回して開け、水漏れがないか確認する

フィルターの場所は機種によって異なります。
不明な場合は取扱説明書またはメーカーのウェブサイトで確認してください。

センサーの掃除手順

ウォシュレット着座センサーの掃除の手順

人感センサーや着座センサーに汚れが付着すると、誤作動や反応不良の原因になります。
センサーは精密部品のため、強くこすったり水をかけたりしないよう注意が必要です。
手順は以下のとおりです。

  1. 電源プラグを抜いてから作業を開始する
  2. センサー部分(着座センサーは便座裏側、人感センサーは本体側面に多い)の位置を確認する
  3. 乾いた柔らかい布でセンサーの表面を優しく拭き取る
  4. 汚れが落ちにくい場合は、水で濡らして固く絞った布で拭き取る
  5. 電源プラグを差し込み、正常に動作するか確認する

センサー部分に洗剤を使うと表面が曇ったり誤作動が増えたりすることがあるため、基本的には乾拭きで対応してください。

直らないときの修理・交換の判断基準

直らないときの修理・交換の判断基準

ウォシュレットが自己対処で直らなかった場合、修理すべきか交換すべきかの判断が必要になります。
修理・交換の判断で迷った場合は、以下の4点を確認してから判断すると比較しやすくなります。

確認ポイント 修理に向く目安 交換に向く目安
使用年数 7年未満 7〜10年以上
保証期間 保証期間内 保証期間外
故障箇所数 1か所のみ 複数か所・繰り返し
修理見積額 本体価格の50%未満 本体価格の50%以上

判断前の確認ポイント

修理か交換かを判断する前に、以下の4点を確認してください。
情報を整理してから判断することで、費用の無駄を防ぐことができます。

  • 使用年数を確認する:購入時期や設置時期を領収書・保証書で確認する。年数が長いほど他の部品の劣化も進んでいる可能性がある
  • メーカー保証が残っているか確認する:保証期間内であれば無償または割引での修理が受けられる場合がある。保証書・購入レシートを確認する
  • 故障箇所が1か所か複数か確認する:複数の症状が同時に起きている場合は、本体全体の寿命が近い可能性が高い
  • 修理見積額を確認する:メーカーまたは業者に見積もりを依頼して、新品の本体価格と比較する

修理を検討した方がよいケース

以下に当てはまる場合は、修理で対応できる可能性が高いです。
比較的新しい機器・軽度の不具合であれば、修理の方がコストを抑えられます。

  • 購入から7年未満
  • 症状が1か所だけ発生している
  • リモコンやノズルなど一部機能のみ不具合がある
  • メーカーの保証期間内
  • 交換するほどの費用がかからない

交換を検討した方がよいケース

以下に当てはまる場合は、修理より交換の方が長期的にコストを抑えられることが多いです。
使用年数が長い・複数の不具合が出ている場合は、本体交換を優先的に検討してください。

  • 購入から7〜10年以上経過している
  • 複数の症状が同時に発生している
  • 修理後も不具合を繰り返している
  • 修理費用が高額になる
  • メーカーの部品供給が終了している

修理か交換かの判断がつかない場合は、水道修理業者に相談することで現状を確認してもらった上で判断を提示してもらえます。

ウォシュレットの一般的な寿命については、以下の記事も参考にしてください。

ウォシュレットの修理・交換を相談する

賃貸でウォシュレットが故障したときの対応方法

賃貸でウォシュレットが故障したときの対応方法

賃貸住宅でウォシュレットが故障した場合、入居者が自己判断で修理・交換することは原則禁止です。
まず管理会社または大家に連絡し、対応方法を確認することが基本的な流れです。費用負担の扱いは故障原因と契約内容によって異なるため、状況を整理した上で連絡しましょう。

まず管理会社や大家へ連絡する

賃貸でウォシュレットの故障が発覚したら、できるだけ早く管理会社または大家へ連絡することが大切です。
連絡を遅らせると「入居者の過失による放置」とみなされるリスクがあります。
連絡時には以下の情報を整理しておくとスムーズです。

  • 故障の症状(水漏れ・電源が入らないなど具体的に)
  • 症状が出始めた時期
  • 心当たりのある原因(ぶつけた・落としたなど)の有無
  • ウォシュレットのメーカーと型番(本体に記載されていることが多い)

水漏れや異臭など急を要する場合は、止水栓を閉めて電源プラグを抜いた上で連絡してください。

修理費用は誰が負担する?

賃貸でのウォシュレット修理費用の負担は、故障原因が「経年劣化・自然故障」か「入居者の過失」かによって変わります
一般的な目安は以下のとおりですが、実際の判断は契約内容によって異なります。

貸主負担になるケース

ウォシュレットが入居時から設備として設置されていた場合は、経年劣化や自然故障による修理・交換費用を貸主が負担するケースが一般的です。

  • 入居時から設備として設置されていたウォシュレットが故障した
  • 経年劣化により部品が故障した
  • 通常使用の範囲内で不具合が発生した
  • 製品寿命によって交換が必要になった
  • 入居者に過失がなく自然故障と判断された
  • 配線や内部基板など設備側の不具合が原因だった

入居者負担になるケース

入居者の故意や過失によって故障した場合や、入居者が設置したウォシュレットである場合は、修理・交換費用を入居者が負担するケースが多いです。

  • 誤った使い方によって故障させた
  • 物をぶつけて本体や便座を破損した
  • 無理に分解・修理して故障させた
  • 清掃不足により故障したと判断された
  • 水をかけるなど不適切な使用で故障した
  • 入居者自身が後付けしたウォシュレットが故障した
  • 契約書で入居者負担と定められている設備だった
  • 故意または重大な過失による破損と判断された

実際の費用負担は賃貸借契約書の内容や故障原因によって異なるため、管理会社や大家への確認が必要です。

ウォシュレットの修理・交換はどこに頼む?

ウォシュレットの修理・交換はどこに頼む?

ウォシュレットの修理・交換の依頼先は、主に3つあります。
症状・費用・状況に応じて最適な依頼先を選ぶことが大切です。
以下の表で依頼先ごとの特徴を比較してください。

依頼先 修理費用の目安 交換工事費の目安
※本体代別
向いているケース
メーカー修理
(TOTO・LIXIL・パナソニックなど)
12,000〜40,000円前後 8,000〜20,000円前後 保証期間内・純正部品で修理したい
家電量販店・ホームセンター 10,000〜30,000円前後 8,000〜20,000円前後 買い替えも検討している
水道修理業者 8,000〜30,000円前後 8,000〜20,000円前後 水漏れなど緊急性が高い・修理か交換か判断できない

メーカー修理(TOTO/LIXIL/パナソニックなど)

メーカー修理は、純正部品を使用するため修理品質が高く、保証期間内であれば費用が抑えられるメリットがあります。
主要メーカーの修理費用の目安は以下のとおりです。

メーカー 修理費用の目安 主な修理内容・症状例 特徴
TOTO 14,000〜40,000円前後 ノズル不具合
水漏れ
動作不良
温水不良など
修理目安料金が公開されている
ノズル不具合は20,000円前後〜
水漏れは21,000円前後〜が目安
LIXIL(INAX) 13,000〜50,000円前後 水漏れ
水が止まらない
ノズル不具合
基板故障など
出張料・技術料・部品代で構成される
故障内容によって費用差が大きい
パナソニック 15,000〜50,000円前後 洗浄水が出ない
温水不良
ノズル不具合
誤作動など
部品交換内容ごとに
料金目安が公開されている

メーカー修理は対応に数日〜1週間程度かかることが多いため、緊急性が高い場合は業者への依頼も検討してください。

家電量販店・ホームセンター

家電量販店やホームセンターは、本体の購入と取り付け工事をまとめて依頼できるのが特徴です。
修理よりも新品への交換を検討している場合、本体の選定から工事までを一か所で完結できます。
購入した本体の工事費が割引になるキャンペーンを実施していることもあるため、買い替えを検討している場合は公式サイトや店頭で確認してみてください。
一方で、修理のみ対応している場合は少なく、症状によってはメーカー修理に案内されることもあります。

水道修理業者

水漏れなど緊急性の高いトラブルや、修理か交換かの判断がつかない場合は水道修理業者への依頼が最も迅速に対応できます。
多くの業者が24時間・365日対応しており、即日対応が可能な場合もあります。
ただし、業者によって技術力・費用・対応品質に差があるため、依頼先選びには注意が必要です。

以下の水道修理業者を選ぶポイントを確認しておきましょう。

  • ウォシュレット故障の対応実績がある業者を選ぶ
  • 水道局指定工事店の業者を選ぶ
  • 口コミでの評判の良い業者を選ぶ

ウォシュレット故障の対応実績がある業者を選ぶ

水道修理業者の中には、水道管や排水管の対応は得意でもウォシュレットなどの電気系統を含む機器には不慣れな業者もいます。
依頼前にウォシュレット修理の対応実績があるかどうかを公式サイトや電話で確認してください。
修理実績や対応機種が明記されている業者は、技術面での信頼性が高いと判断できます。

水道局指定工事店の業者を選ぶ

水道局指定工事店とは、各自治体の水道局から技術・知識・設備について認定を受けた業者のことです。
水道局指定工事店を選ぶことで、一定水準以上の工事品質が担保されます。
業者の公式サイトに「水道局指定工事店」の記載があるか確認しましょう。

口コミでの評判の良い業者を選ぶ

業者選びでは、Googleマップや口コミサイトでの評判も参考にしてください。
実際に利用した人の口コミは、費用の透明性や対応の丁寧さを判断する材料になります。
見積もり時の説明がわかりやすい・追加費用が発生しなかったといった口コミが多い業者は信頼性が高いといえます。
複数の業者から見積もりを取ることで、費用の妥当性も比較できます。

修理業者について相談する

ウォシュレットの故障は症状に応じて適切な対処を

ウォシュレットの故障は、症状によって原因も対処法も大きく異なります。
コンセントや設定の確認で解決するケースから、部品交換・本体交換が必要なケースまでさまざまです。
焦げ臭い・水漏れ・破損などの症状が出たときは、すぐに使用を中止して専門業者に依頼しましょう。
自己対処で改善しない場合や修理か交換かの判断が難しい場合は、水道修理業者に相談することで適切な対応を提案してもらえます。

今すぐ修理業者を探す

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今週のNo.1 おすすめ優良業者!!

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ウォシュレットの故障についてのよくある質問

  • ウォシュレットのランプが点滅していても使い続けて大丈夫ですか?

    ランプの点滅はエラー表示やメンテナンス通知の可能性があります。使用できる状態でも、内部で不具合が発生しているケースもあるため注意が必要です。

    取扱説明書で点滅パターンを確認し、原因を特定してみましょう。

    原因が分からない場合は、メーカーや業者に点検を依頼することをおすすめします。

  • ウォシュレットの故障は自然に直ることがありますか?

    一時的な通信エラーや誤作動であれば、リセット後に改善することがあります。ただし、部品の劣化や基板故障が原因の場合は自然に直ることはほとんどありません

    症状が繰り返し発生する場合は放置しない方が安心です。まずは原因を確認して適切に対処しましょう。

  • ウォシュレットの修理中はトイレを使えなくなりますか?

    多くの場合、温水洗浄機能が使えなくなるだけで便器自体は使用できます。ただし、水漏れや漏電の疑いがある場合は使用を中止した方が安全です。

    症状によって対応が異なるため、修理前に確認しておきましょう。緊急性が高い故障は早めの相談が大切です。

  • ウォシュレットの故障で漏電することはありますか?

    故障内容によっては漏電が発生する可能性があります。焦げ臭いにおいや異常発熱を伴う場合は特に注意が必要です。そのまま使用を続けると危険を伴うおそれがあります。

    異常を感じたら電源を切り、点検を依頼しましょう。

  • ウォシュレットの修理と買い替えはどちらが得ですか?

    使用年数や故障内容によって変わります。比較的新しい機種で軽微な故障であれば修理の方が費用を抑えられる場合があります。一方で、設置から長期間経過している場合や高額修理になる場合は買い替えが選ばれることも少なくありません。

    まずは見積もりを確認して判断するとよいでしょう。

  • ウォシュレットの故障は火災保険で補償されますか?

    経年劣化や自然故障は補償対象外となることが一般的です。ただし、落雷や水濡れなどが原因で故障した場合は補償対象になるケースがあります。

    契約内容によって条件が異なるため、保険証券や契約内容を確認してみてください。不明な場合は保険会社へ相談すると安心です。

  • ウォシュレットの故障でブレーカーが落ちることはありますか?

    内部部品の故障や漏電が原因でブレーカーが落ちることがあります。何度もブレーカーが落ちる場合は、安全装置が作動している可能性も考えられます。

    無理に使い続けるのは避けた方がよいでしょう。電源を切り、原因を確認することをおすすめします。

  • ウォシュレットの修理部品はいつまで保管されていますか?

    修理部品の保有期間はメーカーや機種によって異なります。

    一般的には製造終了後も一定期間は部品が保有されていますが、古い機種では部品供給が終了している場合があります

    修理を検討している場合は、型番を確認したうえでメーカーへ問い合わせてみてください。部品がない場合は交換対応になることがあります。

  • ウォシュレットが故障したまま使い続けても大丈夫ですか?

    故障内容によっては使用を続けられる場合もありますが、水漏れや異常発熱、焦げ臭いにおいがある場合は使用を中止してください。

    軽微な不具合に見えても内部で故障が進行していることがあります。特に電気系統の異常が疑われる場合は注意が必要です。不安な場合は早めに点検を依頼しましょう。

  • ウォシュレットが故障した場合、見積もりだけ依頼することはできますか?

    見積もりのみ受け付けているメーカーや修理業者もあります。実際の修理費用は故障内容や部品交換の有無によって変わるため、事前見積もりを取ると判断しやすくなります。

    見積もり後に修理するか交換するかを決めることも可能です。依頼前に見積もり料金の有無を確認しておくと安心です。

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