トイレの配管から水漏れする原因!修理方法や工事費用の相場もご紹介
2023.04.28
トイレに給水・排水する役割がある配管は、以下の理由によって水漏れする恐れがあります。
- 部品の老朽化や緩み
- 配管の劣化・損傷
水漏れが発生した際は、はじめに原因を特定することが大切です。適切な対処ができるよう、トイレの配管に関して正しい知識を押さえておきましょう。
今回は、トイレの配管から水漏れする原因や修理方法を解説。あわせて、業者に任せる場合の費用相場もお伝えします。
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記事の内容
トイレの配管から水漏れする原因
トイレの配管には以下の2種類があり、それぞれ水漏れの症状や原因が異なります。
- 給水管
- 排水管
自力で修理できるのは、給水管から水漏れした場合のみ。排水管からの水漏れは複雑な作業が多いため、プロの水道修理業者に任せるのが安心です。
給水管から水漏れする主な原因には、以下の3つがあります。
- パッキンの老朽化
- ナットの緩み
- 配管自体の劣化・損傷
各原因の詳細について、詳しく解説します。
パッキンの老朽化
給水管の接続部分から水漏れしているのであれば、パッキンの老朽化が原因かもしれません。
ゴム製パッキンの耐用年数は、5年~15年程度。一般的に、10年を目安に交換することが推奨されています。
パッキン交換に必要な部品・道具などは、以下の場所で揃えるといいでしょう。
- 通販サイト
- ホームセンター
作業の工程が比較的シンプルなので、素人によるDIYでも復旧を目指すことが可能です。
ナットの緩み
地震・工事などの衝撃でナットが緩み、トイレの配管から水漏れしてしまうケースもあります。緩んだナットはレンチを使い、しっかり締め直すようにしてください。
長く使い続けたナットは、本体が老朽化している恐れもあります。あわせて交換作業を行っておくと、後々水漏れトラブルが再発するリスクを抑えられるでしょう。
配管自体の劣化・損傷
パッキン交換やナットの締め直し作業で水漏れの症状が改善されない場合、配管(給水管)自体が劣化・損傷している可能性が高いです。
きちんとした知識があれば、自身で部品を購入して修理しても問題ありません。ただ、不安要素が少しでも残る場合には、水回りのプロである業者に任せた方が安心です。
トイレの配管から水漏れした際の対処法
トイレの配管から水漏れした際は、応急処置を施して被害の拡大を防ぐ必要があります。漏れた水が床に広がってからの対処では、掃除の手間が増えて非常に厄介です。
本項では、トイレの配管から水漏れした場合に行うべき適切な対処法について、下記3つの項目別にお伝えします。
- 水漏れしている箇所・原因を特定
- 原因が分かったら止水栓を閉める
- 賃貸の場合は管理会社に連絡
いざという時にパニックにならないよう、正しい対処の仕方を押さえておきましょう。
水漏れしている箇所・原因を特定
床下に埋められており、普段人目に触れない排水管で水漏れが発生した場合、原因の調査が困難です。
一方の給水管は、目視でトラブルの発生箇所を確認できるケースが多数。水漏れに気付いたらすぐ、原因を特定するようにしてください。
落ち着いてトラブルの詳細を把握しておけば、水道修理業者への依頼もスムーズに進められるでしょう。
原因が分かったら止水栓を閉める
トイレの配管から水漏れする理由を把握した後は、止水栓を閉める応急処置によって被害の拡大を防ぎましょう。
止水栓は、トイレへの給水量を調節する役割がある栓のこと。トイレタンクと給水管の途中に設置されています。
作業中に大量の水が漏れ出るのを防ぐべく、あらかじめ右に回して閉めるひと手間を忘れないようにしてください。
賃貸の場合は管理会社に連絡
賃貸物件のトイレの配管から水漏れした場合は、管理会社への連絡も欠かせません。
賃貸における水漏れトラブルの対処や、修理費用の支払い責任は管理会社に帰属。勝手に修理して部品などを破損させてしまうと、別途費用を請求される恐れがあります。
トラブルを避けるためにも、管理会社には早めに連絡しましょう。
【水漏れ箇所別】トイレの配管の修理方法
続いて、水漏れしたトイレの配管修理を自力で行う方法を解説します。修理方法は水漏れ箇所別に異なるので、直面しているトラブルの内容にあわせて確認してみてください。
タンクと便器間の配管から水漏れしている場合
タンクと便器間に給水管が通るトイレの水漏れ原因は、以下のどちらかである可能性が高いです。
- パッキンの老朽化
- ナットの緩み
まずは止水栓を閉め、レンチでナットを締め直してみましょう。症状に変化がなければ、次の手順でパッキンを交換する必要があります。
- トイレタンクの水を流し切る
- レンチでナットを緩め、給水管を取り外す
- 接続部分に装着されたO型パッキンを交換する
- 再度給水管を取り付ける
- 止水栓を開けて水を流し、漏れが改善されたことを確認
新しいパッキンは、必ず自宅のトイレに合ったサイズ・形状のものを用意してください。
パッキン交換でも水漏れが改善しない場合は、トイレタンクの部品が劣化している可能性があります。
タンクと配管の接続部分から水漏れしている場合
タンクと給水管の接続部分から水漏れする原因も、パッキンの老朽化かナットの緩みのいずれかです。まずは、止水栓を閉めたうえでナットを締めてみて、変化がないときはパッキン交換を行ってください。
給水管を取り外す際、水が溢れないように下にバケツや雑巾を置くなどの対策をとることも重要です。
新たにどのパッキンを購入すべきか分からない方は、給水管内に設置されている元々のパッキンのサイズ・形状を確認してみるといいでしょう。
止水栓と配管の接続部分から水漏れしている場合
止水栓と給水管の接続部分から水漏れした際も、パッキン交換またはナットの締め直しによってトラブルを改善できます。止水栓を閉めた後にナット交換を行い、改善しない場合はパッキンを交換しましょう。
給水管の構造次第では、止水栓だけでなく、タンク側のナットも外す必要があるかもしれません。万が一、修理を進めにくいと感じるようなら給水管そのものを取り外したうえで、作業するのがおすすめです。
止水栓から水漏れしている場合
配管の接続部分ではなく、止水栓自体から水漏れするケースもあります。止水栓からの水漏れトラブルには、内部に設置された三角パッキンとコマパッキンの劣化が絡んでいる可能性が高いです。
修理の際は止水栓自体を分解する必要があるので、まずは大元の元栓を閉めましょう。水道の給水を完全に止めてしまえば、作業が始まってから水漏れするリスクを抑えられます。
トイレの配管から水漏れするのを防ぐ方法
トイレの配管から水漏れするトラブルは、日頃のちょっとした対策で予防することが可能。本項では、トイレの配管から水漏れするリスクを抑えるための方法をご紹介します。
具体的な予防策は、以下の2つです。
- トイレ掃除中に水漏れしていないか確認する
- 耐用年数を過ぎたパッキンは交換する
普段から意識することで、深刻な水漏れトラブルの発生を防ぎましょう。
トイレ掃除中に水漏れしていないか確認する
1つ目の予防策は、トイレ掃除中に水漏れしていないかどうかを確認する方法。定期的に配管の接続部分から水が漏れていないことをチェックすれば、突如発生し得る深刻なトラブルを予防できます。
雑巾で拭き取ってみて、水が染み出てこない場合には「異常がない」と判断してOKです。もしも水がジワジワと染み出ているようなら、ナットやパッキンの状態を確認しましょう。
耐用年数を過ぎたパッキンは交換する
ゴム製パッキンの寿命は、おおよそ5年~15年。突然配管から水漏れするトラブルを避けるには、10年を目安に新しいパッキンに交換する必要があります。
パッキンの種類は幅広いので、購入前に元々使っていたもののサイズ・形状を確認することも重要です。
配管から水漏れするトイレ修理を業者に依頼
配管から水漏れしたトイレの修理は、自力で対処するよりも水道修理業者に任せた方がいい場合もあります。特に、次のようなシーンではプロの業者を頼るのが賢明です。
- 床下の排水管から水漏れしている場合
- 賃貸のトイレで配管修理が必要な場合
- 自力で対処するのが難しい場合
上記3項目について、それぞれ詳しく解説します。
床下の排水管から水漏れしている場合
床下の排水管から発生した水漏れは、できるだけ早く水道修理業者に対処してもらうのがおすすめです。排水管内を流れる汚水が漏れ出てしまうと、床下浸水によって床材が腐食し、全面的な貼り替え作業が要される恐れがあります。
衛生面においても不安が残るので、早期に修理をお願いしましょう。場合によっては、消毒作業が必要な可能性もあります。
賃貸のトイレで配管修理が必要な場合
賃貸物件のトイレの配管から水漏れが生じた際も、最終的には業者に修理してもらうのが一般的。修理の手配を行うのは管理会社の義務であるため、個人が勝手な判断で依頼しないように気を付けましょう。
トラブルの原因が入居者にあると判断された場合は、個人に対して修理費用の支払い義務が課されるケースもあります。管理会社や大家さんとしっかり話し合ったうえで、依頼先を決めるようにしてください。
自力で対処するのが難しい場合
水漏れトラブルの原因が以下のどちらかである場合も、業者に対処してもらった方が確実な対処を施してもらえます。
- ナットの緩み
- パッキンの老朽化
水回りに関する知識が乏しく、修理する自信がない方は無理をせず、プロの力を借りましょう。
実際に作業してみて、原因を特定できなかった時も症状の悪化を防ぐため、早い段階で修理を依頼するのがおすすめです。
配管から水漏れするトイレ修理にかかる費用
トイレの水漏れトラブルが発生した際、業者を利用するのであれば、ある程度の出費を見越しておく必要があります。
本項では、配管から水漏れするトイレ修理にかかる費用の目安や、出費を抑えるコツについて解説。予算面で安心して業者を利用できるよう、あらかじめ修理費用の相場を理解しておきましょう。
トイレの配管修理の料金相場
トイレの配管修理にかかる料金相場は、10,000円~15,000円程度。部品の老朽化が著しく、交換作業が要されるケースほど、出費が高くなる傾向があります。
具体的な料金は、交換する部品によって変動。ナットやパッキンの交換程度で済めば、あまり高額になる心配はないでしょう。
なお、『水道修理のセーフリー』では、『簡易水回りトラブル診断』をご利用いただけます。簡単な8つの選択式の質問に答えると、より詳細な料金相場が分かるので、ぜひご活用ください。
配管修理の費用を抑えるコツ
トイレの配管修理にかかる料金を多少なりとも安くしたい方は、以下の3つのコツを活用しましょう。
- 自分で修理する
- 業者のキャンペーンを利用する
- 余計な料金の発生を防ぐ
自力での修理は、最も確実に料金を抑える方法。各業者のお得なキャンペーンを利用し、お得に水漏れを解消する手もあります。
『水道修理のセーフリー』独自のキャンペーンも、ぜひご活用ください。
キャンペーンに加え、以下の方法で余計な料金を発生させない工夫も大切です。
- 割増料金が不要な日中に依頼する
- 見積もり・キャンセル料ゼロの業者を利用
緊急時以外は日中に連絡することで、深夜・早朝の割増料金をカット。見積もり・キャンセル料ゼロの業者選びもポイントです。
配管から水漏れするトイレ修理に困ったら
トイレの配管から水漏れした場合、原因や修理方法はトラブルの発生箇所によって異なります。誤った対処法で症状を悪化させないよう、自信がある方のみ自力での修理を検討するのがおすすめです。
配管から水漏れするトイレ修理に困った場合は、当サイト『水道修理のセーフリー』をご活用ください。口コミ評価が高く、いざという時にすぐ駆けつけてくれる優良業者が見つかるはずです。
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トイレの配管から水漏れしたときによくある質問
-
トイレの配管から水漏れした際の対処法を教えてください。
トイレの配管から水漏れした場合の対処法は、下記の3つです。
- 水漏れしている箇所・原因を特定
- 原因が分かったら止水栓を閉める
- 賃貸の場合は管理会社に連絡
いざという時にパニックにならないよう、正しい対処の仕方を押さえておきましょう。
-
トイレの配管から水漏れするのを防ぐ方法を教えてください。
以下2つの予防策が有効です。
- トイレ掃除中に水漏れしていないか確認する
- 耐用年数を過ぎたパッキンは交換する
普段から意識することで、深刻な水漏れトラブルの発生を防ぎましょう。
-
配管から水漏れするトイレ修理を業者に依頼すべき事例を教えてください。
下記のような場合には、トイレ修理業者に依頼するのがおすすめです。
- 床下の排水管から水漏れしている場合
- 賃貸のトイレで配管修理が必要な場合
- 自力で対処するのが難しい場合
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